「組織」と「世界」をシンクロさせる

1秒も無駄にできない状況で
問われる「正確性」
進化を続けるカシオ・エディフィス
「組織」と「世界」を シンクロさせる

新デザインにより向上した、 装着時の快適性と文字盤の視認性
スマートフォンとの連携が生む、 正確な 時刻管理
常に進化を続ける カシオ・エディフィスは
緻密なタイムスケジュールで戦う レーシングチームを ひとつにつなぐ高機能アイテム

レースの世界において、「時間」は絶対だ。1/1000秒でも速い者が勝ち。そこにエクスキューズの余地はない。
そしてそれは、レースをオペレーションするスタッフも同じ。レースウイークはイベントのタイムスケジュールという絶対的な時間軸をもとに進む。練習走行、予選、決勝レースの走行セッション、それにともなうミーティング、エンジンの暖機を含めた車両メンテナンス、ピットアウトのタイミングなど、すべては分単位、秒単位でスケジュールされている。監督、エンジニアからメカニックまでそれぞれの分野で仕事が分業化されたなか、スケジュールに沿って作業を進めていき、ひとつの目的に向かう。それゆえ、チームスタッフ全員が正確な時間を秒単位で共有するという重要性に対する認識は、我々の想像を越えたレベルにある。

「たとえば、スターティンググリッドではスタート3分前を切ると作業禁止になりますが、誰かの時計が10秒遅れていて、実際は3分前を切ったのに、5秒間作業してしまったとすると、ペナルティとなる。あるいは、ピットアウトのタイミングひとつとっても、誰かの時計が少し遅れていただけで、予選アタックの一番いいタイミングを逃すという場合だってある。時間の正確性を秒単位で共有したいわけです」(関谷正徳監督)

「我々日本人は時間を守って当然というのが身にしみているけど、レースではそれが秒単位だから、DNAレベルで身にしみている。勝ち負けがかかるから、そうなるよね」(高橋国光総監督)

そうした要求をいかに満たすか、ということに対する回答が「カシオ・エディフィス」である。1日4回、スマートフォンに自動接続。スマホを介して取得したタイムサーバー(UTC)の時刻情報と位置情報をもとに、現在地のタイムゾーンとサマータイム情報を解析し、時計の時刻を正しく修正してくれる。これにより、チームスタッフの時間の共有を秒単位で実現。さらに確実でスムーズなレースオペレーションを可能にした。

「普通の時計にはこの役割を求めることはできない。トムスは12年からスタッフ全員がエディフィスを使っていますが、もうこれはひとつの強さ」(関谷監督)、「必要不可欠な道具」(高橋国光総監督)と、異口同音にその機能と有用性を評する両監督。まさに、1/1000秒の世界に生きる男たちの武器となっているのがエディフィスなのだ。

TEAM KUNIMITSU 高橋国光

TEAM KUNIMITSU

高橋国光

「 先を行く機能と軽さ 加えて使い易さも抜群 」

エディフィスはシリーズを通して活動的なデザインで、モータースポーツとイメージはピッタリ。実は僕も新しいモノが好きで、今回のモデルではバッテリー残量を僕らが見慣れたクルマの燃料計のように一瞬で確認できるところも面白いよね。いまは文字盤が青いタイプを使っていて、クルマのカラーリングとも合っているしね。時計に限らず、電子機器は機能が付くほど重くなったりするものだけど、これは逆に軽くなった。ラクな感じで使えるのがいい。あと、「スマートフォンリンク機能」は僕のようなアナログ人間にも簡単(笑)。機能としてはデジタルだから難しく見てしまいがちだけど、やってみたら簡単だし、すごく便利だっていうのを前のモデルで発見したんだ(笑)。カシオさんの時計はこのあたりの機能でも先を行っているイメージがあるけど、エディフィスはそのとおりだよね。

LEXUS TEAM TOM'S 関谷正徳

LEXUS TEAM TOM'S

関谷正徳

「 レースの雰囲気を放つ 進化したエディフィス 」

今回のモデルはよりシンプルになったよね。クルマの燃料計をイメージしたバッテリーインジケーターを搭載して、デザインも全体的にレーシーな感じになった。時間の見やすさも相変わらずだしね。ケースも少し薄くなったのかな。軽く感じるし、付けていて気にならない。とにかくラクなのがいい。「スマートフォンリンク機能」はもう手放せなくなったよね。スーパーGTの第7戦タイでもすぐに現地時刻に合わせられた。カシオさんには2012年からチームをサポートしてもらっていますが、時間の正確性はもちろんのこと、機能はどんどん進化していくし、デザインも洗練されてきている。エディフィスはサーキットでもフォーマルでもシチュエーションを選ばないし、付けているときはワンランク上のクルマに乗っているような気分。コストパフォーマンスが抜群。だから、もう少しいい値段を付けても売れるよね(笑)。