東京。

日本人は、「時間に正確」というイメージがある。待ち合わせには10分前に到着する。それは時に堅苦しく、時間にコントロールされた印象を人に与える場合があるが、「時間に正確になる程、たくさんのことができる。時間から自由になれる。」と、私は思う

東京駅へ向かった。この赤煉瓦の駅舎は、1914年、大正3年に開業。開業当時は、現在、駅前に広がる丸の内ビジネス街は無く、広大な原っぱにこの駅舎が一つ、皇居と向かい合わせに立っていたようだ。その後の1923年、大正12年9月1日、11時58分32秒、関東大震災が発生。未曾有の大震災は、東京のほとんどを破壊したが、この駅舎は、全くの無傷だったようだ。東京駅丸の内口の北と南、左右対象の時計は、そんな東京の時を100年以上刻み続けている。

東京駅と言えば、新幹線を想起する。駅開業から50年後の1964年、東海道新幹線が運行を開始した。この東海道新幹線は、世界初、時速200kmを超えるスピードで、世界を驚嘆させたようだ。さらに驚く事実は、東海道新幹線の「正確さ」である。JR東海によれば、「近年では1列車あたりの平均遅延時分は、(1日)1分以下と極めて低い値で安定している」と言う。新幹線の「速さと正確さ」は、EDIFICEのコンセプトとする「Speed & Intelligence」に深く通ずるものがある。